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溶ける糸とナイロン糸はどっちがいいの?

手術の際、縫合する糸には、色々な種類があります。
手術後しばらく経って、生体に吸収されて無くなってしまうタイプの糸を「溶ける糸」=吸収糸と呼びます。
これに対して、生体に吸収されないタイプの糸を「溶けない糸」=非吸収糸と呼びます。


吸収糸の特徴

「生体内の糸を分解して吸収する」というのは一種の免疫反応ですから、吸収糸を使用するとある程度の「組織反応」が見られます(組織反応があるからこそ糸が吸収されるのです)。
通常その反応は軽度であり、組織内でゆっくりと進行するので、外からは判りません。
しかし、生体表面の「皮膚」を吸収糸で縫合すると、組織反応により縫合部分に炎症が起きる可能性があります。
従って、吸収糸で皮膚を縫合することは、美容外科的にはすべきではありません。


非吸収糸の特徴

非吸収糸には「ナイロン糸」その他の素材のものがあります。
ナイロンやポリプロピレン、ステンレスなどの合成非吸収糸は殆ど組織反応を示さないと言われており、美容外科的手術にはナイロン糸がおすすめです。
尚、当院では特殊な縫合を行っていますので、一般的に抜糸の必要もありません。


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