「脂肪冷却って、どこに効くの?」「自分の気になる部位にもできる?」
そんな疑問を抱えている方へ。
脂肪冷却は、気になる部分にピンポイントでアプローチできる“切らない部分痩せ”の施術です。
本記事では、実際に施術できる部位や部位ごとの特徴、効果の出方、注意点までをまるっと解説。
はじめての脂肪冷却でも安心して読める内容になっています。
脂肪冷却はどこにできる?基本の部位一覧
脂肪冷却は「部分痩せ」を叶える施術として、特定の部位に集中的にアプローチできるのが特徴です。
ここでは、実際に脂肪冷却が施術できる代表的な部位と、施術できない部位についてご紹介します。
施術可能な主な部位(一覧でサクッと確認)
脂肪冷却が可能な部位は以下の通りです。
脂肪がつきやすく、運動や食事では落としにくい“部分”に人気があります。
お腹(腹部) | 一番人気。ぽっこり下腹やウエストまわりをスッキリ整える |
太もも | 内もも・外ももどちらも可能。脚やせを目指す女性に◎ |
二の腕 | たるみやすく落ちにくい脂肪をピンポイントで冷却 |
顎下(あご下) | 二重あご改善。フェイスラインをシャープに整える |
背中・腰 | ブラ下や腰まわりのハミ肉ケアにおすすめ |
ヒップ下 | 通称“バナナロール”。お尻と太ももの境目のたるみにアプローチ |
膝上・ふくらはぎ | 美脚を目指す方に人気。ただし脂肪量が少ない場合は非対応のことも |
※施術可能部位はクリニックごとに異なる場合があります。希望の箇所がある方は、カウンセリング時に確認しましょう。
施術できない部位とその理由
脂肪冷却は万能ではなく、すべての部位に施術できるわけではありません。
以下のような部位は基本的に施術対象外です。
- 内臓脂肪の多い箇所(例:内臓まわりの脂肪)
┗ 脂肪冷却は皮下脂肪にしか効果がないため。 - 胸・バスト周辺
┗ 神経や乳腺への影響を考慮し、安全性の観点から対象外となることが多い。 - 顔全体(頬や額など)
┗ フェイスライン専用のアプリケータ以外では機器が対応できない。 - 骨ばって脂肪の少ない箇所(すね・手首など)
┗ 吸引できる脂肪層がないと施術自体が難しい。
施術可能かどうかは脂肪の厚み・皮膚の状態・体型などによっても左右されます。
まずはカウンセリングで専門家の判断を仰ぐのが確実です。
- 脂肪冷却の仕組みや効果についてはこちらの記事で解説しています。
脂肪冷却とは?仕組み・効果・副作用・脂肪吸引との違いを徹底解説
部位別に見る脂肪冷却の特徴と注意点
脂肪冷却は部位ごとに脂肪のつき方や効果の出方が異なります。
ここでは、特に人気の高い部位ごとに、施術の特徴や向いている人、注意点などを詳しく見ていきましょう。
お腹(腹部)|最も人気&変化がわかりやすい部位
- 特徴: 下腹やウエストなど、脂肪がつきやすい場所に高い効果を発揮。
- 効果: 1回の施術でウエスト−2〜5cmという例も(※個人差あり)。
- おすすめタイプ: ぽっこりお腹が気になる方、洋服のラインをきれいに見せたい方。
- 注意点: 皮下脂肪が厚い方ほど効果が出やすいが、内臓脂肪には効果なし。
太もも(内もも・外もも)|脚やせしたい人におすすめ
- 特徴: 内ももや外ももなど、セルライトが気になる部位にも施術可能。
- 効果: 両脚で数cmの変化が期待でき、脚の隙間ができたという声も。
- おすすめタイプ: タイトなパンツやスカートをきれいに履きたい方。
- 注意点: 吸引時の痛みを感じやすい部位でもあるため、事前に確認を。
二の腕|たるみが気になる人に◎
- 特徴: ダイエットでもなかなか落ちにくい二の腕の脂肪にピンポイントでアプローチ。
- 効果: 夏前に施術してノースリーブが自信を持って着られるように。
- おすすめタイプ: 上半身は痩せ型でも二の腕だけ太いと感じている方。
- 注意点: 効果が緩やかな場合があり、複数回の施術が推奨されることも。
顎下(二重あご)|フェイスラインをスッキリ見せたいなら
- 特徴: 専用アプリケーターで施術することで、二重あご解消に効果的。
- 効果: 顎下のもたつきが解消され、シャープな印象に。
- おすすめタイプ: フェイスラインをすっきり見せたい方、小顔を目指す方。
- 注意点: 骨格やたるみによる二重あごには効果が出にくいことも。
腰・背中(ブラ下)|後ろ姿を整えるならここ!
- 特徴: ブラの上・下に乗る脂肪や、腰まわりの“浮き輪肉”にアプローチ。
- 効果: ボディラインがなめらかになり、後ろ姿がぐっと若々しく。
- おすすめタイプ: ボディラインを整えて後ろ姿に自信を持ちたい方。
- 注意点: 自分では見えにくい部位なので、担当者のマーキングが重要。
その他の部位(膝上・ふくらはぎ・ヒップ下など)
- 膝上・ふくらはぎ: 美脚を目指す人に人気。ただし脂肪が薄いと施術不可な場合あり。
- ヒップ下(バナナロール): お尻のたるみ対策に。後ろ姿を引き締めたい人におすすめ。
- 注意点: 脂肪量が少なすぎる場合、吸引できない可能性あり。
部位ごとに効果が出るまでの目安は?
脂肪冷却は即効性のある施術ではなく、脂肪細胞がゆっくりと自然に排出されることで効果が表れます。
ここでは、部位ごとの変化が見え始めるまでの目安や、施術回数の考え方について解説します。
1回で効果を感じる部位はどこ?
脂肪冷却は1回の施術でも一定の変化が見込めますが、部位によって実感のタイミングは異なります。
お腹(腹部)
✍ 1〜1.5か月後から
比較的脂肪が厚く効果が出やすい
二の腕
✍ 1.5〜2か月後から
緩やかに引き締まりを感じる
顎下
✍ 2〜3週間後〜1か月
小さな部位なので比較的早く変化が出る
太もも
✍ 1.5〜2か月後から
部分によっては2回以上必要なことも
腰・背中
✍ 1か月〜1.5か月
見えにくい部位だがサイズ変化が分かりやすい
※変化のスピードには個人差があります。体質・脂肪のつき方・代謝なども影響します。
回数・施術間隔の目安
多くのクリニックでは、1部位につき1〜3回程度の施術を目安にしています。
ただし、理想の仕上がりや脂肪の厚みによって必要回数は変わります。
- 初回で大きな変化を感じる人もいる一方、
- 2〜3回施術を重ねてようやく満足できるラインに届くという人も少なくありません。
施術間隔は通常6〜8週間(約1.5〜2ヶ月)空けるのが一般的。
これは脂肪細胞が自然に体外へ排出されるのを待つための期間であり、短期間で連続して施術することは推奨されていません。
施術箇所の選び方のポイント
脂肪冷却で満足のいく結果を得るには、「どの部位を優先して施術するか」をしっかり考えることが大切です。
ここでは、施術箇所を選ぶ際の考え方や、自分に合った判断基準をご紹介します。
優先順位はどう決める?「見た目の変化」重視で考える
脂肪冷却の特徴は、気になる“部分”を狙ってアプローチできること。
そのため、最初に効果を実感しやすく、周囲からの印象も変わりやすい部位から始めるのがおすすめです。
優先されやすい部位の例
✨ お腹(ウエストライン):洋服に響きやすく、変化が見た目に出やすい
✨ 顎下(二重あご):顔まわりがすっきりし、小顔印象に
✨ 二の腕:ノースリーブを着る季節に向けて変化を実感しやすい
✨ 太もも:ボトムスのシルエットが変わりやすく達成感がある
変化が目に見えると、モチベーションもUP!
「見た目で一番気になる部位」から始めることで、満足度が高くなります。
自分に合う部位は?カウンセリングで相談すべきこと
脂肪のつき方や体質は人それぞれ違うため、「自分にはどこが向いているのか分からない…」という方も多いはず。
そんなときは、医師や施術担当者とのカウンセリングを活用しましょう。
カウンセリングでチェックしたいポイント
✅ 皮下脂肪の厚さ(冷却できる脂肪量があるか)
✅ 吸引カップがフィットする部位かどうか
✅ 効果の出やすさや回数の目安
✅ 他の施術との相性やスケジュール
特に脂肪が少なすぎる部位やたるみが強い部位は、脂肪冷却が適さないこともあります。
その場合は、他の痩身メニュー(例:HIFUやEMS)を併用する提案をされることもあります。
無理なく理想のボディラインに近づくためには、「目的」と「体質」に合わせた部位選びが重要です。
- 希望部位の料金相場が気になる方はこちらの記事へ。
脂肪冷却の料金相場はいくら?
まとめ|脂肪冷却の部位選びで失敗しないために
脂肪冷却は、部分痩せを目指す方にとって頼れる選択肢のひとつです。
ただし、施術の満足度を高めるには、「どの部位にどんな目的で行うか」をしっかり考えることが大切です。
- 人気部位は「お腹」「太もも」「二の腕」「顎下」など。
- 効果の実感には1〜3回の施術が必要なこともある。
- 部位によっては施術に向かない場合もあるため、事前のカウンセリングが必須。
- 自分の体型やライフスタイルに合った部位を選ぶことが成功のカギ。
まずは信頼できるクリニックでしっかりと相談し、納得のいく施術プランを立てていきましょう。
あなたにぴったりの“最初の1箇所”が、理想のボディラインへの第一歩になります。
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