コラム
column
-
2016.03.10
お酒を飲み過ぎると立たなくなる? 勃起不全も起こす?
お酒(アルコール)を飲み過ぎて急に性欲が無くなったり、ホテルに行っても陰茎が立たなくなってしまったという方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、お酒と陰茎には密接な関係があるのです。お酒が陰茎を立たなくさせる理由と性生活や身体に及ぼす影響についてご紹介してきます。なぜ立たなくなる?
お酒を飲み過ぎて陰茎が立たなく理由は、”脳”にあります。
男性が勃起を起こすのは視覚・聴覚・臭覚・触覚など五感から得た情報を元に脳が性的な興奮を起こし、脳が陰茎に血液を回す指示出すためです。これが通常時の勃起の仕組みです。
一方で、お酒を飲みすぎた場合は脳が一種の麻痺状態になります。すると、五感からの情報も上手く処理できなくなり、陰茎に血液を回す指示が狂ってきます。このため、勃起が鈍くなったり、立たなくなってしまうのです。また、お酒を飲み過ぎたときの影響は男性だけではなく女性にも起こります。女性がお酒を飲み過ぎると脳が麻痺し、性的欲求が下がってしまうのです。飲み過ぎると勃起不全になることも
多少飲み過ぎた程度であれば一時的に性欲が減退するだけで、時間が経てばいつも通り勃起するようになります。
ですが、浴びるように多量のお酒を飲んだり、アルコール中毒のような状態になってしまうと危険です。そうなると勃起不全(ED)の原因になることがあります。
体内にアルコールが蓄積されると、男性ホルモンを分泌するのに必要なビタミン・ミネラル・亜鉛などが過剰に消費されていきます。アルコールによりこれらの栄養素が消費されてしまうと男性ホルモンが減り身体が女性化していきます。このため、勃起不全につながってしまうのです。適量のお酒は性欲を促す
悪影響を紹介しましたが、お酒は悪いことばかりではありません。
適量のお酒であれば性欲を促し、より勃起しやすくなります。適量のお酒は身体をリラックスさせ、合わせて性的興奮作用も持ち合わせているためです。これは女性にも言え、女性も適量なお酒を飲むと性に積極的になります。
このため、適量のお酒であればお互いの性欲を上昇させより快適なセックスを後押ししてくれます。
“適量”というのは体質も関係してきますので、具体的にどれくらいとは提示できませんが、「ほろ酔い状態になり、気分が少し高揚するくらいの量」がよいでしょう。このように、お酒は適量であれば性生活をサポートしてくれますが、過度に飲み過ぎるとそれを台無しにします。更には勃起不全というリスクも潜んでいます。
普段から、お酒を多量に飲んでしまう方は、後々のことも考えて量を調整する意識を持つようにしましょう。-
-
2024.09.10
-
-
2023.01.06
-
-
2024.11.13
-
2024.10.15
-
2024.09.10
-
Copyright © 名古屋中央クリニック形成外科 All Rights Reserved.