ED治療薬というとバイアグラがよく知られていますが、近年ではレビトラにも注目が集まっています。レビトラはドイツのバイエル社が開発したED治療薬で、現在では約100ヶ国で販売されています。
レビトラにはどのような特徴があり、バイアグラとどんな点が異なるのでしょうか？　今回は2つのED治療薬の特徴や違いについてご紹介いたします。

レビトラやバイアグラはどんな薬？

ED治療薬であるレビトラとバイアグラは、どちらも体内のPDE-5（ホスホジエステラーゼ）という酵素の働きを抑制する薬です。PDE-5は陰茎に多く存在する酵素で、陰茎に血液が流れ込むのを阻害してしまうのです。
ED治療薬であるレビトラやバイアグラは、PDE-5をブロックすることで血管拡張を促してくれます。

バイアグラとレビトラの効果の違い

レビトラとバイアグラの働きはほぼ同じなのですが、その効果の出方には違いがあります。ここからは、2つの薬の具体的な違いについてチェックしてみましょう。

効果が現れるまでの時間の違い

レビトラは、服用後に効果が現れるまでの時間が短いという特徴をもちます。もちろん個人差はありますが、性交渉の約10～15分前に服用すれば十分な効果が得られるという男性は多いものです。
バイアグラの場合は、性交渉の1時間前に服用する必要があります。レビトラはより即効性が高く、シチュエーションに応じて自在に服用できる薬といえるでしょう。

効果が持続する時間の違い

バイアグラの効果持続時間は一般的に100mgの服用で6時間程度とされています。これに対し、レビトラは20mgの服用で最長10時間も効果が持続するといわれます。

食事による影響の有無

バイアグラは食事の影響を受けやすいため、空腹状態での服用が推奨されている薬です。レビトラはバイアグラに比べて食事の影響を受けにくく、事前に700キロカロリー未満の食事をしても服用に問題はないとされます。

レビトラを使用するときの注意点

レビトラは、より高いED治療効果を得たいと考えている男性から注目を集める薬です。しかし、レビトラは特許が継続中なので、国内ではジェネリック薬品として販売されていません。もしもジェネリックとして販売されているものを見かけた場合、それは偽物もしくは外国製のものということになります。
偽物の薬を使用するトラブルを避けるためにも、レビトラを使うときには可能な限り医師の診察を受けた上で処方してもらうようにしましょう。また、用法用量の説明を聞き、正しく服用することも大切なポイントです。

ED治療薬の1つであるレビトラは、効果が得られるまでの早さや持続力の長さが特徴的な薬です。EDのお悩みを抱えているのなら、使用しやすい新薬として注目されているレビトラを試してみてはいかがでしょうか。
レビトラを服用するときには、ED治療に関する高い実績をもつクリニックで処方してもらうのが安心ですね。