世の中には太っている男性が好きな女性や痩せている男性が好きな女性もいると思いますが、男としては筋肉質なマッチョ体型に憧れる方も多いことでしょう。
男が憧れるボディビルダーのような身体はやり過ぎとしても、少し前にはやった「細マッチョ」なんて言葉があったように筋肉質の男性が女性にモテるという風潮は少なからずあるのではないでしょうか。

一般的には見た目は痩せて見えるが実は筋肉質、といういわゆる「細マッチョ」は一定の人気があるようですが、とある調査ではやはり広い肩幅、広い背中、といった逆三角形の身体は性的に魅力があると言われています。
男らしさをアピールするならば、逆三角形の肉体を目指したいところです。
では、憧れの逆三角形に近づくためには、身体のどの部位を鍛えていけばよいのでしょうか？

鍛えるべき筋肉

(1)大胸筋（胸板）
厚い胸板は男らしさの象徴です。
女性に最も人気のある筋肉だと言われています。
漫画のキャラクターなどでも、筋肉をアピールするのに最も多用されることからもその重要性がわかるでしょう。
肩前の三角筋を同時に鍛えればより筋肉質なイメージになり、自然と逆三角形の身体になってきます。

(2)後背筋（背中）
やはり背中の広い男性は頼りがいがあり、器が大きく見えるもの。
背中を大きく見せ、逆三角形の身体を作る上で欠かせないのはこの後背筋と言えるでしょう。
また首の後ろの僧帽筋もあわせて鍛えることでより広い背中を作り出すことができます。

(3)腹筋
「シックスパック」という言葉がありますが、割れた腹筋は男性の憧れですし、女性ウケも良いので鍛えていくことをオススメします。
しかし、服を脱ぐ機会でもない限りアピールしづらい部位ですので、上記の2つに比べると鍛えたわりに効果は薄いかも知れません。
ただ、せっかく他の筋肉が鍛えられていてもお腹がぷよぷよでは女性もガッカリです。
最低限、たるみや脂肪が気にならない程度に鍛えることをオススメします。

(4)上腕二等筋（力こぶ）
筋肉アピールの代表といえばこの上腕二等筋ですね。
三角筋と上腕二等筋は女性からのボディタッチを受けやすい部分でもあります。
「この人、意外に筋肉あるかも」と思われるチャンスが多いので、半袖で出歩くことが増える夏に向けて今から鍛えてみてはいかがでしょうか。

(5)上腕三等筋（二の腕）
上腕三等筋は力こぶの反対側。
上記同様ボディタッチを受けやすい部分でもあり、腕の外側のくぼみが特徴的な筋肉でもあります。

モテる筋肉について簡単にご紹介しましたが、筋肉には持久力の遅筋と瞬発力の速筋がありますが、見た目で言えば速筋を鍛えるべきです。
マラソンランナーをみてマッチョだと思う人はあまりいないでしょう。
有酸素運動よりもダンベルや自重トレーニングといった速筋を鍛える筋トレを中心に行うのが効果的です。

最後に筋トレをするにあたっての注意点ですが、睡眠と栄養はしっかり摂ってください。
特にたんぱく質は筋肉を構成する栄養分なので十分に摂る必要があります。
たんぱく質が足りないと思ったらプロテインを利用するのも手段の一つです。

また、筋肉が生成されるのは睡眠中です。
睡眠時間が足りないと、トレーニングもままなりません。身体に負担をかけすぎても逆効果ですので、無理のないトレーニングを心がけてください。