コラム
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2018.03.02
生活習慣病とEDを併発しやすい理由とは
男性のペニスが勃起しにくくなる「ED」。かつては、中年の男性が悩まされる傾向にありましたが、近年では若い男性もEDに悩まされるようになりました。
生活習慣病とEDには密接な関係があると言われています。ここでは、生活習慣病とEDの関係についてご紹介します。若い男性が生活習慣病にかかりやすくなっている
生活習慣病といえば、高血圧や糖尿病、場合によっては痛風なども含まれます。このような生活習慣病は、かつては中年男性がかかりやすかったのですが、近年では若い男性もかかる傾向にあります。それは、生活習慣の乱れが原因です。ですので、生活習慣病にならないために、規則正しい生活を意識しなければなりません。
生活習慣病とEDが関係している理由とは?
生活習慣病にかかっている男性は、高確率でEDになるといわれています。一体どうしてなのでしょうか? 主な理由をまとめてみました。
・糖尿病との関係
「糖尿病とEDを併発している患者」は、「EDに悩まされているけど糖尿病じゃない患者」に比べると、2倍も多いといわれています。勃起のメカニズムは、「ペニスに血液が凝縮する」というものです。ですから、血液循環が良好な体でなくてはいけません。しかし、糖尿病の人は血糖値が高いため、血流障害を患っています。そのため、ペニスへの血液が流れにくくなっていいます。またそれだけではなく、ペニスが性的刺激を受けにくいというデメリットもありますから、余計に勃起しにくくなるのです。・高血圧との関係
血圧が高い男性は、70%ほどの確率でEDを患っているといわれています。高血圧の人はドロドロの血液で血管が詰まっているので、血流が不十分です。先ほども説明しましたが、ペニスに血液が凝縮されて勃起が起こりますので、勃起不全を起こしやすくなります。また、血液を吸い取ってくれる海綿体の動脈も狭まってしまうので、余計に勃起しにくくなるのです。・肥満との関係
肥満も生活習慣病の一種です。その肥満もEDと関係しています。肥満の人は、コレステロールの高い食べ物を食べていて、血管が詰まっている傾向にあります。したがって、勃起不全になりやすくなるのです。それにプラスして、運動不足も影響しています。運動すると、体温が上昇して筋肉の働きが活発になるため血流促進に繋がりますが、肥満の人は日頃から運動していないケースが多いので、血流が不十分になりやすくなるのです。今回は、生活習慣病とEDの関係に焦点を当ててみました。生活習慣病がEDを引き起こす原因になりますので、日頃から規則正しい生活を意識して、EDにならないように気をつけましょう。
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