コラム
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2018.06.07
パンツを脱がなくてもいい? EDの診察ってどんなことをするの?
EDの診察を受ける際には「下着を脱いで医師に見てもらわないといけない」と思っている方も少なくないと思います。しかし実は、EDの診察をする上で医師がいきなり直接男性器を確認することはほとんどありません。
それではどのようにして診察は行われるのでしょうか。ここでは、EDの診察や治療がどのような手順で行われていくのかご紹介します。問診
どんな科目の医院の診療でもそうですが、EDの診察もまずは問診からスタートします。
問診の際には「国際勃起機能スコア5」と呼ばれる専門の問診票が使用されます。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが実はこちらの資料は国際基準になっているものなので、EDの症状がどの程度のものなのかを知るために欠かせないものとなっているのです。設問は5つほどあり回答もそれぞれ5項目前後のものとなっているため比較的スムーズに進められるでしょう。
またこの国際勃起機能スコア5はインターネット上でも公開されているので、事前に回答を済ませて提出することもできます。もし当日の検診をスムーズに終わらせたいのであれば前もって準備しておくというのもひとつの手です。血圧などの測定
ED治療で使用される薬の多くは血圧を下げる働きをもっているため、血圧が低い方がED治療薬を使ってしまうと低血圧になってしまう可能性があります。これを防ぐために事前に血圧を測定し、適切な容量の治療薬を処方するようにしています。
またED治療で大切になる項目として「テストステロン」という数値を測定することがあるのですが、テストステロンは男性ホルモンの一種に該当し、この数値が少ないと男性器がうまく勃起しなくなるのです。バイアグラテスト
ED検査をする上で一般的なものとなっているものがこのバイアグラテストです。予めED治療薬(バイアグラ)を処方してから経過を見るという方法です。
そしてこれを使って効果が見られたらそのままその薬が治療薬として処方されるようになります。
逆に使った治療薬にあまり効果が見られなかった場合は、他の治療薬(シアリス、レビトラ等)を活用して改善を図ります。それでももし改善されなかった場合は、神経や血管などに原因がある可能性があるため、そちらを細かく検査するようになります。
ここまでで紹介したようにEDの診察というものは、まずは患者の状況をヒアリングするところから始まり、薬を飲んで経過観察をすることが中心となるため、最初からいきなり男性器を見せることなどせずに進めることができるのです。
EDでお困りでしたら、一度医師のカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
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