コラム
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2019.03.21
自慰行為のしすぎは危険! 自慰行為依存症に陥る原因と、その対策法
性欲が人間の三大欲求に数えられていることからも分かるように、性的な欲求が高まるというのはごく当たり前で健康的なことです。しかし、中には性欲を解消するための自慰行為をやりすぎてしまうという人もいるかもしれません。自慰行為の回数が多く日常生活に支障をきたすほどという場合には、自慰行為依存症に陥っている可能性が考えられます。
この記事では自慰行為依存症の原因や対策方法について解説していきます。自慰行為依存症ってどういったもの?
「1日に何度も自慰行為をしてしまう」「自慰行為の時間が何時間にも及ぶ」「四六時中自慰行為のことしか考えられない」という方は、自慰行為依存症になっているのかもしれません。自慰行為依存症はオナニー依存症、マスターベーション依存症とも呼ばれる症状で、心身にさまざまな悪影響をもたらすことがあるので注意が必要です。
単に性欲が強いという方もいれば、日々のストレスを解消する手段として自慰行為に逃避するという方もいるなど、自慰行為依存症の原因や症状はさまざまです。自慰行為依存症は心肺に大きな負担を与える
依存症になるほどの頻度で自慰行為をすると、心身には多大な影響が及びます。
自慰行為をしすぎると疲労が溜まりやすくなり、日々の仕事や学業に集中できなくなることもあるものです。射精時の体には、100メートルを全力疾走したような激しい運動と同等の負担が心肺に一気にかかり、血圧も上がります。自慰行為依存症は最悪の場合疾患や死を招くといいます。自慰行為のしすぎで心肺に負担がかかりすぎ、心肺停止状態に陥る例も、国内で年間に200~300件程度報告されています。自慰行為依存症には他にも悪影響がある
自慰行為依存症に陥るとホルモンの過剰分泌が起きやすくなるものです。男性ホルモンの分泌量が多いと皮脂が増えて肌荒れやニキビ、抜け毛や薄毛につながるケースもあります。
自慰行為のしすぎが原因で、女性との性交が気持ちよく感じられなくなるという男性も少なくありません。過激なポルノ映像を見て自分が最も気持ちよいと感じられる自慰行為をすると、女性に興奮しなくなったりセックスでイケなくなったりという事態に陥りやすくなります。自慰行為依存症を改善するためのポイント
適切な時間や回数の自慰行為であれば、なんら問題はありません。しかし自慰行為の依存状態に陥っているという方は、用事や趣味を増やすなど自慰行為以外のことに没頭しましょう。いわゆる「オナ禁」を意識したり、筋トレに没頭したりして気を紛らわせるのもよいでしょう。友人と過ごしたり女性との出会いを求めたりと、一人でいる時間を減らすのも有効です。
重度の自慰行為依存症に陥っている方は、思い切ってクリニックで専門家に相談することをおすすめします。自慰行為依存症に陥ると心身にさまざまな悪影響が起きるので、十分に気をつけたいですね。人間は欲に弱い生き物ですが、強い意識を持てば依存状態から脱却することもできます。自慰行為にかける時間がどんどん増えているという方は、依存状態から脱却する意識を持つことが大切です。
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