コラム
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2016.11.17
男性の悩み『遅漏』、それは包茎が関係しているかも……
男性特有の悩みである『遅漏』。パートナーとの営みにも支障をきたしているという人もいるのではないでしょうか。
遅漏の原因はいくつか考えられますが、包茎が関係していると言われています。
包茎と遅漏はどのように関係しているのか、また遅漏になってしまう原因はほかにあるのか、対処法とあわせて紹介していきます。遅漏と包茎、その関係は?
包茎は『真性包茎』と『カントン包茎』、『仮性包茎』の3段階に分けられます。
仮性包茎の場合、普段は亀頭に皮がかぶった状態ですが、勃起状態になれば自然と皮がむけるので、ほとんどの場合遅漏につながることはないと言われています。
問題なのは真性包茎とカントン包茎です。
この2つは常に皮をかぶった状態で、勃起しても皮をかぶったままというのが特徴です。
亀頭が出ないので感覚が鈍り、制汗を感じにくくなることで遅漏になってしまいます。
また、挿入時に痛みを感じることも多く、性交そのものが苦痛である、というケースも珍しくありません。行き過ぎた自慰行為も原因に
包茎のほかに遅漏の原因として考えられるのは、自慰行為です。
ある程度の自慰行為はそれほど問題視されることではありませんが、毎日何度も繰り返し行うことで感度が鈍くなってきます。
ちょっとの刺激では感じなくなり、強く握って激しく行わないと射精できないということになってしまいます。そうして行き過ぎた自慰行為は、遅漏につながるのです。遅漏を改善するには?
なかなか射精できないとパートナーとの性生活もぎくしゃくしてしまいます。
どのようなことに取り組めば遅漏を改善することができるのでしょうか。・自慰行為の制限
まずは自慰行為を制限してみましょう。ただ完全に絶ってしまうのはストレスにつながることもありますので注意が必要です。
毎日行っているという人は、3日に1回のペースに減らしてみるのもひとつの方法です。
また、やり方についても見直してみましょう。
特に重要なのが、普通の性行為ではありえないような刺激を与えていないかということです。
そうした場合には、通常の性行為で得られる刺激がもの足りないものに感じることでしょう。そうした状況を避けるためにも、コンドームをつけるなどして、刺激を制限することもおすすめです。・包茎治療を考える
真性包茎やカントン包茎の場合は、包茎治療を考えてみるのもひとつの方法です。
性交で痛みを伴う場合は、今後のことも考えて治療を進めていったほうがいいかもしれません。
包茎治療は遅漏改善のためだけではなく、衛生面でもメリットがありますし、何より自分の自信にもつながるので、ひとつの方法として検討してみてはいかがでしょう。遅漏は、自分だけではなくパートナーにも関わってくることです。
円満な性生活を過ごすためにも、遅漏を悩みに感じたら素早く対策を講じていきましょう。 -
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