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  • 2018.07.09

     

    運動不足の状態が続くとEDが悪化してしまう! その理由と対策方法とは


    EDにはさまざまな原因が考えられるものですが、そのうちの1つとして運動不足が挙げられます。
    運動不足はEDをはじめとしたさまざまな体の不調を引き起こしてしまいます。
    運動不足を感じているという人は、ED対策のためにも毎日の生活に運動を取り入れたいものですね。
    今回は、運動不足がEDを招いてしまう原因や、その対策方法について紹介します。

     

    運動不足とEDにはどんな関係がある?

    EDには大きく分けて、体の不調による器質性EDと、精神的な理由による心因性EDがあります。器質性EDの中には、運動不足を原因とするEDも含まれています。
    そもそも勃起というのは、下半身や男性器に血液が十分に集まることで起こります。

    しかし、運動不足の状態が続いてしまうと血流が悪くなるため、十分な勃起をキープすることができなくなってしまうのです。
    男性器を十分に勃起させるためには、血流をアップさせるとともに、下半身に十分な筋力をつけておくことも大切です。
    運動不足で筋力が衰えてしまうと、勃起を維持する力も弱まってしまいます。

     

    運動不足はEDのリスクを高めてしまう

    男性の体内にあるテストステロンという男性ホルモンは、いわゆる「男らしさ」を作り出す物質です。

    テストステロンは体毛を濃くしたり筋肉を作ったりするほか、性欲をアップさせて勃起力を高める働きも担っています。
    激しい運動を続けるとテストステロンは増えていき、運動不足が続くとテストステロンは減少してしまいます。
    男性ホルモンの量が減ると性欲が減退してしまい、勃起力もなくなってしまうのです。
    また、米国の研究によれば、BMIの数値が高い人ほどEDを発症している率が高いのだといいます。

    18.5から25.0が普通体重とされるBMI数値ですが、運動不足によってこの数値が増えるほどEDも悪化しやすくなります。
    運動不足でBMIの数値が高まると生活習慣病のリスクも高まり、この病がEDをさらに悪化させるケースもあります。

     

    軽い運動を取り入れてEDを改善しよう


    EDの改善のためには、適度な有酸素運動を取り入れるのが効果的です。

    ただし、運動に慣れていない人が急に激しい運動をすると逆に体に負担がかかってしまい、男性ホルモンの量が減ってEDの改善が難しくなることもあります。
    まずは無理のない程度に、ウォーキングやジョギングといった運動から始めてみましょう。下半身を集中的に鍛えるスクワットはED対策としてかなり有効です。
    サイクリングも効果的な運動に思えますが、サイクリングで男性器の周辺の機関が圧迫されると血流の悪化が起きることもあるので要注意。
    サイクリングは、ED対策のための運動には不向きといえます。

    運動不足の状態のまま過ごしてしまうと、筋力の衰えや血行不良も起こりやすくなり、EDも進行してしまいがち。
    滞っている血流を改善し、男性ホルモンの量を増加させることを意識して適度な運動を取り入れてみましょう。
    EDを防ぐためには、適度な運動を毎日続けていくことがなによりも大切なのです。

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